学生ローンの不安点を解決

さて、学生ローンで「いくらまで借りられるのだろうか?」という疑問を持つ人は少なくないのではないだろうか?
借りたい金額が5万とか10万なら心配する必要はないが、30万円とか50万円といった具合に、金額が大きくなった場合にどうしても直面する問題である。
本来ならその疑問にお答えすべく、こちらで「いくらまで借りれます」と断言できれば良いのだが、残念ながら与信枠については審査が必要となるので、断言する事はできない。
むしろ断言してしまっては、何かと問題となるだろう。
金銭消費貸借契約では、常に審査が必要であることは言うまでもない。
例えば収入の問題もそうだし、アルバイトの勤務期間、他社の借り入れ状況等、様々な要素があり、包括的な回答は無理なのである。
しかしながら、それでは等サイトの存在意義が問われてしまうので、少しだけ書いてみたいと思う。

●収入について
まず、収入についてだが、トップページでも説明したように、学生ローンのほとんどは収入の確認は行っていない。
ほぼ本人の自己申告をそのまま受け入れる形が大半だ。
したがって、収入については、極端な話を言うと多目に申告してもまず大丈夫だという事だ。
ただし、常識的な範囲で申告する事が重要で、あまりにも常識を逸脱する行為は控えるべきだ。
例えば、コンビニのバイトで月収30万円とした場合、誰が信じるだろうか?
かえって信用を失うだけであり、絶対にやってはいけない行為と言えるだろう。
せいぜい60万円のところを、100万円とする位は許される範疇か。

●他社の借り入れ
他社の借り入れ状況は、学生ローンは必ず把握している。
したがって、ごまかしはきかないので、これは正直に申告するべきだ。
総量規制では借り入れ可能額は年収の3分の1までと制限されており、これには他社の借り入れ分も含まれる。
もし、収入の3分の1を超える借り入れがある場合は、諦めるか収入を水増しするしかない。
ただし、先ほども述べたが、水増しは常識の範囲内でやるべきで、常識を超える申告をしなければならない場合は、諦めるしかないだろう。

●借りる動機の明確化
借りる動機、すなわち借り入れ金の利用目的だが、これは証明できるモノがある場合は提示した方が良い。
なぜなら、学生ローンでは何年、イヤ、数十年も前からマルチ商法の資金集めに悪用されてきた苦い歴史があり、現在も継続中の課題である。
ただでさえ学生ローンは学生相手という事で世間からの目は冷ややかなものだ。
そこへ、マルチ商法の資金源に利用されようものなら、たちまち評判が悪くなり、企業イメージに悪影響を与えかねない。
このような事情から、学生ローンは特に貸付金の利用目的には慎重になっている。
少しでも儲け話への投資が疑われれば、たちまち断られるか、借りれたとしても大幅に減枠される危険もある。
そんな時、利用目的を証明できるモノがあれば、そういった疑惑を払しょくでき、通常の審査がなされるので有利に働く事も想定される。
借りたお金を何に使うかは自由だが、少なくとも健全な目的に使う目的の方が、利用枠のUPに繋がりやすい事は覚えておいた方が良いだろう。